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エロ原画家でいきまっしょい

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友達マスター 第三話

第三話 「希望の光」
前回までのお話リンク
第一話
第二話


前回までのあらすじ

大木戸ははなこが好き



第三話 「希望の光」


友達マスターになるとは言ったものの・・・どうすればなれるんだ?

そうさとしは思った

大木戸はある程度説明をしていった後研究所に帰ってしまった

またあとで連絡を入れると言ってはいたものの一体これからどうなるのだろうか

そう考えながらしかしどこかわくわくしている自分がいた

いままで感じたことのない高揚感だ

まるで子供が初めてゲームをするときのように心臓がばくばくいっている

友達バトル・・・言いようのないこの響きにさとしは新しい玩具を手に入れた子供のような目をしていた

しばらくして携帯から軽快な着信音が聞こえてきた

おかしいなこんな時間にかけてくる奴なんているはずないんだが・・・友達いないし・・・

と自分で考えて少し傷ついたもののすぐに携帯に手を伸ばす

やはり見たこともない番号だ

はいもしもし、そうやって電話に出る

「やあさとしくん!」

アホみたいに突き抜けた明るい声が耳に響いた

大木戸だ

「大木戸じゃねえか・・・ってなんで俺の携帯番号しってんだよ!」

そう、さとしは大木戸には携帯の番号を教えていない

そもそも友達がいないので家族にしか携帯の番号は分からないはずである

なのになぜこの携帯に大木戸から電話が掛かってくるのか

「いやなに、はなこさんに番号を聞いたら教えてくれたんじゃよ」

あのくそばばあと心の中で叫ぶ

しかしまあ今はそんなことはどうでもいい

今はとにかくさっきの話の続きを聞きたいのだ

「おい、それでさっきの話にでてた友達マスターにはどうやってなるんだよ?」

そうさとしが言うと大木戸はこう答えた

「はなこさんの番号は教えてもらえなんだがね。はっはっはっは」

さとしの中に確かな殺意が芽生えた

(コイツ人の話きいてねえじゃねえか!)

「てめえ頭に蛆わいてんじゃねえよ!」

さとしは思っていたことをそのまま受話器に叩きつけた

「おほっ!そう怒るな

 わしとて人の話を聞いてないわけじゃない」

「その話のことじゃが電話でもなんじゃ、うちの研究所にきなさい

 というよりも来てもらうつもりだったからの」

「それよりもわしとしてはな、はなこさんの好みの男性とかを聞きたいんじゃが」

「はなこさんは年上の男はいけるくちなのかの?

わしはなかなかにだんでぃだとはじぶんで思ってるんじゃが・・・」

さとしは電話を切った





さとしは久しぶりに自分の私服に手をした

かれこれ一ヶ月ぶりだ

会社を退職してからはほとんど外に出ていない

久しぶりに着る服を手にするといそいそと着替えた

先ほどから心臓が軽くばくばくいっている

どうやら自分が思っている以上に楽しみにしているようだ

少しもたつきながらも服に腕を通す

ようやっと服を着替え終えると階段を早足に降りていく

その前にインストール作業をしているパソコンを強制終了してエロゲのパソコンも止めておいた

なんだか今まで夢中になっていたものが急に薄っぺらいものに感じたからかもしれない

もしかしたら強制終了したことでパソコンが異常をきたすかもしれないが

そんなものは気にならなかった

それよりも今は早く研究所にいきたいという気持ちで一杯だった

気分は会社を退社した日のときのように高潮していた



階段を下りると母親がこちらを見ていた

「さとし・・・大木戸さんとどんな話をしたの?
 
 なんだか大木戸さん顔がニヤついていて気持ち悪かったけど・・・」

はなこがそう言うとさとしは大きな声ではっきりといった

「俺・・・友達マスターになるよ」

はなこは110番をした



玄関を出た後さとしは研究所に向かった

研究所は自分の家のすぐ近くにある

徒歩で一分以内に着くほどの近さである

そもそもこのマッサラ町自体が小さいのでしょうがないといえばしょうがないが

マッサラ町はのどかな田舎町だ

歩いてすぐのところには海もある

しかし昨今地方の過疎化の流行に乗るように町民は少なく十人程度しかいない

コンビニもなく買い物をするには隣町に行くしかない

しかしこの小ささがさとしは気に入っていた

誰にも邪魔されない自分だけの秘密基地

と言うのは大げさだが

そういった閉じた空間がさとしは気に入っていた

天性の引きこもりの才能でもあるのだろうか

ちなみにこの町で一番大きい建物、それが大木戸の研究所である

大きいと言ってもこの町自体、建物が片手で数えられる数ほどしかないのでそう大した大きさではないが


自分の町のことを考えて歩いていると、ふと口論している二人がいることに気づいた

喧嘩でもしてるのか、これはかかわらないほうがいいな

そう思っているところに不意に叫び声が聞こえた

「こうなったら友達バトルだ!」「ああ!やってやんよ!」

びくん、とさとしの体が跳ねた

(友達・・・バトルだって?)

先ほど大木戸から説明された友達バトル

それがいま目の前で繰り広げられようとされているのだ

早かった鼓動が更に速くなった

さとしは足を止めてその様子を見ることにした

といっても近くによって行くのはさすがに気が引けたのでそのばで立ち止まっただけだが

遠巻きから見ているさとしをきにもせずに二人は腰にあるボールに手をかける

「後悔すんじゃねえぞ!!?」「てめえこそなぁ!!!」

そう叫びながら二人はボールを地面にたたきつけるように放った

ついに生でバトルが見れる・・・・

そう思いさとしは息を呑む

その見つめる先はボールから放たれる光でうめつくされていた

つづく

コメント

あふれる文才・・・
普通に読みやすくて焦ったぜ(笑

このネタで描こうとする決意と行動力に惚れたww
主人公がこれからどんな成長をするのか楽しみですよ!><

やった!奇跡的に7777のキリ番を踏んdふぁsffwww
もうこれは運命www結婚しt(以下r

カイセン氏に幸あれ・・・
スクショの張り方がわかり次第投下www

>文才
自分でも自覚してるのですが文才はないですw国語とか壊滅的だったので
得意なのが暗記系だったので文とかは苦手です
この小説ももうなりながら書いた記憶がありますw
しかし見てくれて有難うございます。貴重な時間を割いてしまって申し訳ないとしか><

7777は僕も踏みましたぜwwww二重かうんとしてないのでこういうことになるんですけどね
なにはともあれキリ番おめでとうございます^^そして自分にもおめw

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HN:開栓注意(kaisenn)

エロ原画家になるため修行中 
お年:24(1/27)
性格:おっぱい大好きすぎて
生きるのがつらい 
好き:ロリ(二次元) ツンデレ(二次元) プリーツスカート おっぱい おっぱい メガネ ニーソ パンツ
絵描き歴:5年経過
  (十年したらきっとうまくなるさ・・・)

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